4. 副作用
					次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
					
					(1)重大な副作用
					
					- アナフィラキシー(頻度不明)
呼吸困難、全身潮紅、血管浮腫、蕁麻疹等の症状が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。 
					- 重篤な血清カリウム値の低下(頻度不明)
キサンチン誘導体、ステロイド剤及び利尿剤の併用により増強することがあるので、重症喘息患者では特に注意すること。 
					
					
					(2)その他の副作用
					
					
						|   | 
						5%以上 | 
						0.1%~5%未満 | 
						0.1%未満 | 
						頻度不明 | 
					
					
						| 過敏症注注) | 
						  | 
						  | 
						発疹、そう痒症 | 
						蕁麻疹 | 
					
					
						| 循環器 | 
						  | 
						心悸亢進 | 
						  | 
						顔面紅潮、不整脈、頻脈 | 
					
					
						| 精神神経系 | 
						  | 
						振戦、頭痛、不眠 | 
						全身倦怠感、めまい、興奮、しびれ感、筋痙縮 | 
						熱感、こわばり感 | 
					
					
						| 消化器 | 
						  | 
						悪心・嘔吐 | 
						食欲不振、下痢 | 
						胃部不快感 | 
					
					
						| 肝臓 | 
						  | 
						  | 
						  | 
						AST(GOT)上昇、ALT(GPT)上昇 | 
					
					
						| 血液 | 
						  | 
						  | 
						  | 
						好酸球数増加 | 
					
					
						| 皮膚 | 
						  | 
						適用部位そう痒感、適用部位紅斑、接触性皮膚炎 | 
						  | 
						適用部位疼痛、適用部位変色 | 
					
					
						| その他 | 
						CK(CPK)上昇 | 
						低下 | 
						胸痛、浮腫 | 
						口渇、筋肉痛 | 
					
					
					注)発現頻度は使用成績調査を含む。
				
				
				
					5. 適用上の注意
					薬剤交付時の注意
					貼付前
					患者には本剤を内袋のまま渡し、本剤を使用するときに内袋から取り出すように指示すること。
					貼付時
					
					- 貼付部位の皮膚を拭い、清潔にしてから本剤を貼付すること。
 
					- 皮膚刺激を避けるため、毎回貼付部位を変えることが望ましい。
 
					- 本剤をはがす可能性がある小児には、手の届かない部位に貼付することが望ましい。
 
					- 動物実験(ラット)で損傷皮膚に貼付した場合、血中濃度の上昇が認められたので、創傷面に使用しないこと。