ホクナリンテープ

疾患について

監修:国際医療福祉大学 教授
山王病院アレルギー内科
足立 満 先生

ホクナリンテープをご使用になる患者さん

ホクナリンテープは、「気管支喘息」、「急性気管支炎」、「慢性気管支炎」、「肺気腫」に伴う諸症状の緩和に使われます。

ホクナリンテープは、「気管支喘息」、「急性気管支炎」、「慢性気管支炎」、「肺気腫」によって、気管支がせまくなっている患者さんの咳や痰(たん)、息苦しさなどをやわらげるために使われるお薬です。
「慢性気管支炎」と「肺気腫」は、最近では「COPD(慢性閉塞性肺疾患)*」と呼ばれる場合があります。

*COPD: 英語のChronic Obstructive Pulmonary Diseaseの頭文字をとって、COPD(シーオーピーディー)と呼んでいます。COPDでは、慢性的に気管支がせまくなっているため、 長時間気管支を広げる薬が主に使われます。